2018年07月26日

顧問弁護士の役割或いはトリセツ

久しぶりに、ベネッセとは関係ない話題でも。

弊事務所や私個人でもいくつかの企業様の顧問をやっております。
もっとも、一般の方や中小の企業では、「顧問弁護士って何?」という人が多いと思いますので、
顧問弁護士役割・メリットや費用などについて、説明いたします(弊事務所基準)。


費用の目安ですが、
個人で、1万円/月
中小企業で、3万円/月
大規模な法人で、5万円〜10万円/月
と、いうような感じです。

月々支払うので、決して安くはありませんが、次のような役割・メリットがあります。

まずは、電話やメール(最近ではLINEなど)や面会での相談はすべて無料になります
(ただし文書を作成する場合は別)。
簡単な契約書のチェック、アドバイスなども無料で行います。
ちょっと気になることや大事な場面で、気軽に相談できるということは、かなり大きいのではないかと個人的には思います。
社長だけでなく、従業員の方からでも(業務に関係することであれば)対応可能です。
相談料が、30分5000円で1回の相談で1,2万円であれば、月2,3回の相談で元が取れます。
なお、原則、顧問先以外からの電話やメールでの相談受付はしませんので、そこもメリットです。

次に、相談はあまりないとしても、事件を受任する場合が、報酬基準の8割程度になります。
内容証明による通知やちょっとした売掛金の回収など、
カジュアルに法的手続きを採ることができます。
事件の性質から本来は事件にならないような案件でも顧問先の依頼であれば、当然やります。
本当に少額の事件では、手続き費用だけ、ということもあります。
勿論訴えられた場合にも適用されます。

さらに、一般の事件よりも顧問先からの依頼の事件は優先して処理します
郵便の速達のようなイメージで、迅速な解決が期待できます。
忙しい時期で、新件を断るような状態でも、顧問先からの依頼の事件は断りませんし、優先処理になります。

また、顧問弁護士がいるということは、やはりコンプライアンス(法令遵守)向上に繋がりますし、
対外的に発表することで、取引先の企業や一般消費者にも安心感を与え、
経営上もプラスに働く可能性があります。
何か問題が起こったときに即、又は起こる前に対応が可能になります。
特に弊事務所は、消費者問題に取り組んでいるため、企業側でも消費者目線により、
問題を起こさない「予防法務」には最適だと思います。
勿論、単に消費者優先ではなく、顧問先の利益を最大化しながら、トラブルの予防・問題解決にあたります。
クレーマーの処理なども対応できます。

なお、顧問契約を締結した企業は、顧問先であり、継続的な契約関係にあるため、
当然ですが当然顧問先を相手方にした事件は一切受け付けしません。
よく大企業では、顧問先をいわゆる4大事務所全部に振り分けていたりするのは、この効果を狙ってかも知れません。


以上のようなメリットがあり、顧問弁護士の役割を理解していだければ、費用もそんなに高いものではない、と思っていただけないでしょうか。
保険のようなもので、月々の負担で安心やもしもの時の処理に役立つのが顧問弁護士です。

顧問弁護士に興味を持たれた方は、是非、お気軽にお問い合わせください。
http://kasai-law.com/


ちなみに、弁護士が相談料無料や報酬の減額など「損」をしてまで、顧問契約をするのは
・月々の安定した収入の確保
・顧客の囲い込み
に、あるのかなと個人的には思います。

弁護士として、理想的な経営は、固定経費を顧問料で賄い、
事件ごとに収入・利益を得るというものです。
その方が、浮き沈みが少なく、安定していて、安心して営業ではなく弁護士業に専念できます。

是非ともご協力を(笑)
posted by まんさく at 16:19| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする