2016年02月09日

こんな活動もしています。

全国消費者団体連絡会の皆様と,自民党の野田聖子議員議員(衆議院災害対策特別委員長)に
内閣府消費者委員会の答申に基づき,特定商取引法及び消費者契約法の改正を直ちに実現することを要望してきました。

色々な意見交換ができて,大変有用でした。
消費者庁もどうなるのでしょうか。

野田聖子議員は,さすが,国会議員の大物という感じで,秘書の方も議員の秘書という雰囲気で,芝居のワンシーンのようでした(笑)

https://www.facebook.com/noda.seiko/photos/a.630991513585298.1073741825.294933870524399/1158724837478627/?type=3&theater

「安心して下さい,封筒に現金を入れて渡したりはしていませんよ。」
posted by まんさく at 17:09| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月08日

ベネッセ訴訟進行状況4(個人)

平成28年1月27日13時15分にベネッセ事件の個人訴訟(0次訴訟)の期日がありました。


事前に相手方からは,シンフォームの情報セキュリティ対策は期待される標準を下回る点はなかったとの主張書面と,同内容のセキュリティサービス会社の評価書(意見書)が証拠として出されました。

こちらかも,ぎりぎりに過失論の反論や損害論の主張書面を提出しました。
第4準備書面ベネッセ個人(公開用).doc


裁判長からは,前回期日の
「結局,ベネッセの出している「個人情報漏えい事故調査委員会による調査結果のお知らせ」に沿って原告は主張しているのだから(その通りです),それについて,どのような考え方なのかを被告で明らかにする様に促していました。」
の回答はどうなっていますかと被告らに尋ね,
被告らは,少しこちらの過失の主張が具体的でないとかの話をしていましたが,
裁判長は,結局,この種の事件は,被告(会社)内部のことなのだから,外部からはわからず,ある程度被告側で出すべきものを出して主張等してもらい,原告がそれを受けて再度主張をきちんと構成して,それに被告が正式な反論を行うという形で進めると,被告らを説得し,十分な期間をあげるので,準備するように伝えました。
原告に対しても,それを受けてきちんとした過失の立論をする準備をして下さい(頭の体操と言っていました)と伝えました。


と,いうことで,またまた相手の反論待ちになりました。
やはり,ベネッセの出した報告書についてベネッセが十分に説明してもらわないと始まりません。
もっとも,新たな損害論の話も書面で出しているので,これの補足や過失論の補強を検討していきたいと思います。

今回出した証拠は,ほとんどインターネットで入手可能ですので,ご参考までに。
損害論については,実際に感じた不安感や,こんなDMが来るようになったなどの体験を加えると厚みが出ると思われます。

次回期日が,平成28年4月13日です。
相手方の書面が3月30にまでに出される予定です。

その他の弁護団事件の進行状況はコチラhttp://vsbenesse.exblog.jp/
まだ0次には追いついていません。

ベネッセの個人情報を盗んで売却した社員の刑事判決が3月29日に言い渡されるそうです。
刑事事件からもなるべ情報収集を行っていきます。
posted by まんさく at 17:01| 東京 ☁| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月21日

ベネッセ訴訟進行状況3

遅くなりましたが,12月2日の期日について,ご報告いたします。


こちらの第3準備書面に対し,相手方から準備書面5が出てきました。
同書面については,一部閲覧制限の申立が出ているので,詳しく書きませんが,
いわゆる水準論(ベネッセは当時のセキュリティ水準を満たしていたから過失はない)でした。

裁判所からは,結局,ベネッセの出している「個人情報漏えい事故調査委員会による調査結果のお知らせ」に沿って原告は主張しているのだから(その通りです),それについて,どのような考え方なのかを被告で明らかにする様に促していました。

次回以降は,もう釈明の嵐は避けられそうで,本格的に議論が進んでいくと思います。
本件訴訟は,パイロット訴訟であり,主張も一部弁護団と異なっていて,単純化しており,できるだけ早期の判決を目指すので,この流れで頑張ります。


今後の訴訟準備ですが,まずは,一応の反論をします。

そして,水準論は否定しつつも,一応水準論が採用されても勝てるように,証拠集めを行っていく予定です。
まずは,個人情報を盗んだ元派遣社員の刑事事件ですが,弁護団で証人尋問などを傍聴したところ,いくつかベネッセは側の有益な証言がありました。
そこで,証拠化をしたいのですが,この刑事事件は秘密を盗み出されたベネッセ側が被害者なので,こちらは直接の被害者ではなく,刑事記録の閲覧謄写が難しいです。
それを踏まえ,今回の期日で,裁判所に文書送付嘱託等(裁判所を通じて入手する方法)について,聞いてみたところ,刑事事件の裁判所が(公判中であり)応じるかわからないので,できれば,当事者(今回だと被告)で開示できるならやってほしいというニュアンスでした。
ただ,ベネッセ側はしないでしょうね?

次に,似たような会社の当時のセキュリティ水準を知るために,弁護士会照会を考えています。
強制力はないし,セキュリティ水準なので過去であっても開示に応じるかは不明ですが,
匿名を条件にしたり,都道府県の関連する条例・規定を調べたり,色々動いてみます。

さらに,損害論にも踏み込んで証拠等を出していきます。


次回期日は,平成28年1月27日13時15分からです。
1,2週間前には,また書面を完成させ,公開する予定ですので,よろしくお願いします。
posted by まんさく at 17:55| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする